【2023年版】DLCコーティングインスツルメントをおすすめする本当の理由
プラズマコート?ステンレスコート?
いいえ、DLCコーティングです。
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治療用インスツルメントのコーティング技術
日本全国の歯科を愛する皆様、こんにちは。名南です。
歯科用インスツルメントの中で、DLCコーティングが施されたものが販売されています。今回は、このDLCコーティングをお勧めする本当の理由をお伝えさせていただきます。
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DLCコーティングとは
歯科用インスツルメントに使われる材料としては、チタンやステンレスがあります。
通常はこういった材料からインスツルメントを製作し、最後は研磨して光沢を出して製品化されていくのですが、一部の製品ではさらに「DLCコーティング」なるものが施されているものもあります。
このDLCコーティングとは、Diamond-Like Carbon(ダイヤモンド・ライク・カーボン)の略で、金属表面にナノレベルの薄膜をつくることで、従来には無かった「低摩耗係数」の表面加工できる新しい技術です。
このDLCコーティングを施すことで、2つのメリットがあります。
それは「高硬度」と「低摩耗性」を得ることができます。
要は「より硬く」、「より耐久性が増す」のです。 -
硬度が高いと、結局は何がいいのか
歯科用のインスツルメントは先端にかけて細くなる形状のものが数多く存在しています。
例えばプローブや短針では、この先端を歯肉縁下に入れて、目に見えない歯石の状態や歯肉の状態を、ドクターが「感じ取る」必要があります。
このときのインスツルメントは、まさに「触覚のような働き」をするのですが、先端が硬いと、ドクターは通常の硬度のものよりも、歯面のザラザラ感や歯肉の柔らかさといったデータの「フィードバック」を受け取りやすくなります。 -
耐久性が増すと、何がいいのか
歯科用のインスツルメントというのは、使用するときもさることながら、オートクレーブをかける際も、他のインスツルメントと一緒にかけるケースが多く存在します。
このとき、インスツルメント同士がぶつかり、少しずつですが表面にダメージを受けていきます。
しかしながらDLCコーティングが施されていると、洗浄に使う薬品や熱の影響を最小限にできます。さらに耐摩耗性が増しているため、インスツルメント同士のぶつかりによるダメージも最小化します。
これにより、大切なインスツルメントを長く安心してお使いいただけるのです。 -
コーラー社製「エンドブラック」シリーズについて
名南歯科貿易株式会社が新発売する独コーラー社製「エンドブラック」キットは、まさにこのDLCコーティングを施し、かつハンドルとインスツルメント部分をすべてブラックに統一するという、非常に特徴的な製品となっております。
上記でお話したDLCコーティングのメリットに加え、カラーをブラックに統一することで、マイクロスコープやルーペといった、強い光源と一緒につかうエンド治療用インスツルメントの「光の反射」を最小限にし、術者に快適な治療環境を提供します。
ぜひこちらの製品カタログをご参照ください。