チタン前装冠が2022年4月から保険適用!
チタン鋳造の強い味方、レーザー溶接機。
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2022年4月から、チタン前装冠も保険適用
日本全国の歯科を愛する皆様、こんにちは!名南です。
2022年4月から新規に保険導入された「レジン前装チタン冠」。約2年前の2020年6月に同じく保険導入されたチタンクラウンと合わせ、チタン鋳造の仕事が一気に増えた技工所様は多いのではないでしょうか。
この保険で注意すべき点は、あくまで保険適用されるのは、「純チタン2種を用いて全部鋳造方式で製作された歯冠修復物の唇面又は頬面を硬質レジンで前装前歯において単独冠で用いる場合」とされており、鋳造以外の方法で製作されたものは保険適用とはならない点です。
つまり、CAM器での削り出しによるチタン技工物はまだ保険対象外なのです。
チタン鋳造は、チタン鋳造機など特別な設備投資が必要になることもあり、自社内で行っている技工所さんだけでなく、外注に頼られている技工所様も多いと思います。 -
チタンの特徴とメリット
チタンクラウンの材料である「純チタン2種」は、同じく保険適用である金銀パラジウム合金に比べても比重が小さく(つまり軽く)、口腔内に入れた時に患者さんが感じる違和感が少ない金属と言えます。また、金属アレルギーの発症率も低く、金属アレルギーを持つ患者様にもお使いいただける可能性が高いのも特徴です。また、腐食や劣化が少ないことも、チタンの特徴です。
このようにメリットが多いため、自費診療として使われてきたのがチタンでした。このチタンがついに保険に入った・・・!ということで、パラの高騰もあり、治療の選択肢として急速に選択されるようになってきました。 -
チタン鋳造の難しさ
いいことづくめのようにみえるチタンですが、扱いが難しいと言われています。チタンは今まで行われてきた鑞着法では限界もあり、研磨もしにくいのがデメリットといえます。鋳造巣やピッチの修正が必要なケースなどで頭を抱えた方も多いのではないでしょうか。
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レーザー溶接機の必要性
このような、チタンの鋳造巣の除去やマージン盛り、ちょっとした調整などで大いに活躍してくれるのが技工用レーザー溶接機です。レーザー溶接は火を使わないので、金属に伝わる熱も少なく、チタン鋳造後の調整や修正に大変活躍してくれます。
レーザー溶接はピンポイントで火を使わない溶接方法のため、レジンに与える影響も少なく、レジン前装冠でも安心してお使いいただけます。
もちろん、歯科技工で使われるすべてのメタルでお使いいただけます。
また、クラウンブリッジの鑞着作業の際も、ポイントでレーザー溶接する事で変形する事無く、確実に鑞を流す事が出来ます。鑞着後のストレスからも開放されます。 -
名南「DADOアルゴン」がオススメ
このように便利すぎて、「一社に一台」は欲しいレーザー溶接機。かつては高嶺の花とも言える金額だったレーザー溶接機も、100万を切る金額で導入できるようになりました。今、日本国内で唯一100万を切る金額で導入できるレーザー溶接機、それが名南歯科貿易株式会社から発売されている「DADOアルゴン」です。
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「DADOアルゴン」の特徴は大きく3つ。
まず、1つ目はチタン溶接で必須となるアルゴンガス噴霧機能が標準でついてくること。アルゴンガスのボンベだけご準備いただければ(レギューレータも当社でご用意できます)、すぐにお使いいただけます。設置もYoutube動画を見ていただくことでご自分でできますので、着いたその日から使えるのです!
2つ目はそのコンパクトさ!64cmの立方体からなる、サイコロのような形。スペースに限りのある院内ラボや、個人経営のラボ様でも安心して設置していただけます。
3つ目であり、かつ最大の特徴は、レーザー溶接機としては圧倒的なコストパフォーマンスです。メーカーの社長が「パルス溶接機に、サイズでもコストでも勝てるレーザー溶接機は作れないものか・・・?」と日々考えてたある日、ふと天から降りてきたアイディアだそうです。 -
立方体なので、モニターや液晶画面などはとっぱらい、みんなが持ってるスマホで見れるようにすればいい。機能は溶接機能の一点のみ。立方体だからパレットにピッタリ載せられて、輸送コストも最小限にできる。パワーも歯科とジュエリーに特化することでサイズも抑えられられる。
これでコストでもサイズでも、パルス溶接機を超越できるぞ!」と思ったそうです。
・・・天才かよ!
DADOアルゴンにご興味を持たれた方は、ぜひ当社までお問い合わせください!
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