日本全国の歯科を愛する皆様、こんにちは！名南です。

アメフトやボクシング、最近ではラクロスやホッケーなど、特にコンタクトスポーツでマウスガードの使用が推奨されることが多くなり、「スポーツ用マウスガードの製作を依頼されることが多くなったな・・・」と感じておられるドクターの皆様も多いのではないでしょうか。

今日は患者様にスポーツ用マウスガードを説明する時に使える、「スポーツ用マウスガードの役割」についてお話します。

①噛み締めによるすり減りの予防

スポーツ、特にコンタクトスポーツでは、強い噛み締めが発生します。

健康な成人男性（ 20～30 歳）を対象にした研究によると、かみしめ時に奥歯にかかる力（咬合力）が、最大では 100kg もの値を記録したそうです。プロアスリートになれば更に大きな力がかかっていることが予想されます。

この強い噛み締めによるすり減り（咬耗現象）を予防するために、マウスガードが必要となります。

②顎関節の保護

下顎への衝撃は顎関節に伝わります。この衝撃をマウスガードにより保護することができます。

③パフォーマンスの向上

カスタムメイドで自分に合ったマウスガードを装着することで顎の位置が安定します。これにより体のバランスが良好に保たれ、スポーツパフォーマンスの向上に繋がります。

④歯が保護されているという安心感

特にコンタクトスポーツでは、常に歯がかけたり抜けたりといったリスクに選手はさらされます。マウスピースを装着することで、歯に障害を負うケースがあるというリスクが軽減されるので、選手はプレーに集中することができます。

大事なのは「自分にあったマウスピース」を使用するということ

そして、ここで大事なのは「自分にあったマウスピース」を使用するということです。自分にあったマウスガードでないと、接触時に衝撃を上手く分散できずに障害を負うケースもあります。

歯科医院で印象をとり、個人の形状にあったカスタムメイドのマウスピースを使用することが重要です。

名南歯科貿易株式会社では、様々なデザインやカラー、厚みのスポーツマウスガード用シートを販売しています。ご検討の際はぜひお問い合わせ下さい。