総入れ歯を3Dプリンターで製作できる材料をリリース。「職人技」を再現し、作成時間も大幅に縮小できる、歯科技工における義歯製作の新しいアプローチ。
入れ歯の製作をデジタル化して、労働効率向上とゴミ削減を同時に実現。
海外の歯科器材を日本市場で卸販売する歯科医療商社、名南歯科貿易株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:新美 洋平)は、3DプリンターでフルデンチャーやTEK(仮歯)が製作できる、薬事クラスⅡ認証済みの3Dプリンター樹脂「フリープリント デンチャー」及び「フリープリント テンプ」を2022年1月4日(火)より発売いたします。
総入れ歯のうち、「床」と呼ばれる歯肉部分となるのが「フリープリント デンチャー」、歯の部分となるのが「フリープリント テンプ」です。これらをそれぞれ3Dプリンターで積層し、歯科用接着剤で固定することで、短時間で精度の高い総入れ歯を簡単に作成することができます。
【商品ページURL】https://www.meinandental.com/products/digital_solution/detax_reain_material
「フリープリント デンチャー」及び「フリープリント テンプ」の3つの特徴
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日本国内で医療機器クラス2認証を取得した、生体親和性のある3Dプリンター樹脂
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デンチャー(床用)素材は110Mpa以上と、高い曲げ強度で割れにくい
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鮮やかで自然な色味をもち、患者様の口腔内でも自然な仕上がりを実現
「フリープリント デンチャー」及び「フリープリント テンプ」誕生の背景
技工士の世界では、熟練人材の不足が鮮明になっています。50歳以上のベテランがまだまだ多く、若手の技工士は3年で約7割が辞めてしまう世界。一方で高齢化を背景に歯科医療の現場で入れ歯のニーズが増えることは間違いなく、義歯作成の効率化が急務となっています。
入れ歯の床と歯になるそれぞれの樹脂が日本で「クラスⅡ」の認可を受け、口腔内で使用するための安全性や品質面をクリアしました。これにより、3Dプリンターを使った入れ歯の作成の道筋が開けたため、販売を開始することができました。
「フリープリント デンチャー」及び「フリープリント テンプ」の使い方・利用シーン
口腔内スキャナーや3Dスキャナーを使用して、まずは患者様の印象データを取得します。その後、コンピュータ上で総入れ歯を設計できる歯科用CADソフトウェアに取り込みます。そしてデザイン・設計を行い、完成して出力したデータを3Dプリンターに転送します。
そして、今回発売の「フリープリント デンチャー」で総入れ歯の床の部分、「フリープリント テンプ」で総入れ歯の歯牙の部分をそれぞれ積層します。超音波洗浄機や窒素充填式の光重合器を使用するなどして適切に後処理を行います。その後、歯科用接着剤で接着することで、短時間で精度の高い総入れ歯の製作を行うことができます。
【「フリープリント デンチャー」製品概要】
用途:総入れ歯の床用3Dプリンタ樹脂
カラー:透過性のあるトランスペアレントピンク、または通常のピンク
医療機器製造販売認証番号:303AIBZX00019000(フリープリント デンチャー)
【「フリープリント テンプ」製品概要】
用途:総入れ歯の歯牙用、TEK(テック)・プロビ用3Dプリンタ樹脂
カラー:A1、A2、A3
医療機器製造販売認証番号:303AIBZX00022000(フリープリント テンプ)
【その他共通情報】
容量:1,000g /本
価格:60,000円(税別)/本
販売方法:歯科販売ディーラー経由
販売店:日本全国の歯科販売ディーラーからご購入いただけます。
名南歯科貿易株式会社について
会社概要
会社名:名南歯科貿易株式会社
所在地:愛知県名古屋市中川区舟戸町2-26
代表者:代表取締役社長 新美 洋平
設立:1981年1月
URL:https://www.meinandental.com/
事業内容:歯科医療器材の輸出入卸販売
お客様からのお問い合わせ先
名南歯科貿易株式会社 名古屋本社
TEL:(052) 799-4075 (平日 9:00-18:00 土日祝休み)
名南歯科貿易株式会社 東京オフィス&ショールーム
TEL:(03) 6261-3523 (平日 9:00-18:00 土日祝休み)
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